光海底ケーブル、華為海洋がシェア拡大 安保リスクに米警戒
光ファイバー海底ケーブルは、デジタル時代の最も重要なインフラの1つとされており、世界の95%以上のインターネット情報の伝送を担っている。中国はここ数年来、西側諸国が主導するこの領域で急速に台頭している。ネットワークセキュリティの潜在的危険性に米国が高い関心を寄せている。
全世界の約400本の光海底ケーブルの中で、中国企業のチャイナ・テレコムや華為海洋が、105本を建設またはアップグレードした。
「光海底ケーブルは、国際的なインターネットの最も重要な構成要素の1つだ。ケーブルを切断したり、取り壊したりすれば、インターネットは存在しなくなる」と、ニューヨーク大学ジャーナリズム、文化とコミュニケーション学の教授で『海底ネットワーク』の著者であるニコール・スタロシェルスキー(Nicole Starosielski)氏は語る。衛星を介してインターネットに接続もできるが、まだ、普及していない。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。