国務省、在米中国団体を「外国政府宣伝組織」として認定 米中間合意も破棄
米国務省は10月28日、中国政府関連団体の米国支部「美国華盛頓中国和平統一促進会(NACPU)」を「外国政府の宣伝組織」に認定するとともに、米中間の地域レベルでの協力促進の合意を破棄すると発表した。
ポンペオ米国務長官は声明の中で、「米国務省が新たに『外国政府の宣伝組織』として認定した同機関は、中国共産党中央統一戦線工作部(中央統戦部・UFWD)が管理する組織である」「中央統戦部は、中国共産党(以下、中共)の支配に対する脅威を排除し、海外でその影響力やプロパガンダを広めることを目的としている。米国で北京の悪意ある影響力を広めようとしている支部機構は他にもある」と述べた。
「今回の行動の目的は、8月に孔子学院を『外交使節団』と認定したとの同様に、これらの組織にタグを付け、彼らの情報源が北京であると明確に示すことである」と同氏は語った。
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