【紀元曙光】2020年10月23日

報道は「裏を取る」。つまり確かな情報に基づくのが原則である。

▼分かってはいるが、裏取りなしで勝手に書く。あの習近平という人。67歳という年齢のわりには、頭髪が目立ってゆたかである。あれはウイッグだ。おそらく最高級の特命チームが、国家主席の増毛にあたっているに違いない。秘密が漏えいしたら死刑である。

▼と、冗談の一つも言いたくなる。中国共産党への期待など微塵もないが、習近平氏は、ますます愚かになっていくようだ。時代に逆行していると言ってもよい。中国の現政権がもはや維持不可能であることは明白であり、自身が最後の国家主席であることは習氏も分かっているはずだが、それを認めることを恐れてか、口では強硬論を吐き続ける。実際は、1945年4月のヒトラーに近づきつつあるのだが。

▼23日、北京の人民大会堂で開かれた、中国軍の朝鮮戦争参戦70周年の記念大会で、習氏は、台湾への武力行使を念頭に、米国の圧力に対する徹底的な抗戦を述べて威嚇した。それ以前から、朝鮮戦争(1950~1953)のときのスローガン「抗美援朝」を、古道具のなかから引っ張り出しては内外に喧伝している。

▼歴史に「たら」「れば」はないが、朝鮮戦争は本来、南が勝たなければならなかった。38度線で南北分断の悲劇を生み、70年たった今日まで暗い陰を落とし続けていることは、そこで生きている南北の人々にとって、これほど迷惑なことはない。

▼話を戻す。当初、習近平氏に与えられた改心のチャンスは、もはや尽きた。えっ、国賓。いやいや「被告」の誤植であろう。

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