中国の砂採取船が台湾離島に集結 立法委員「海の血を吸っているよう」
10月25日早朝、台湾・馬祖南竿(ばそなんかん)沖の海域に、中国の大型海砂採取船が大量に出現し、同島を囲んだ。台湾の沿岸警備隊馬祖巡視船チームが現場に到着し、一部の中国船は排他的経済水域の外へ退去した。台湾の議員らがSNSに関連情報を投稿した。
台湾国民党の連江県立法委員である陳雪生氏によると、これほど多くの採取船が押し寄せるのは異様なことで、軍事目的があるのではないかと疑っている。
ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、馬祖南竿の地元住民は25日、「南竿海域に中国の大型砂揚船が大量に出現し、島を取り囲んでいるかのようだった」とフェイスブックに投稿した。
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]