戦略的重要性増すグリーンランド、監視体制は「節穴」

[コペンハーゲン 20日 ロイター] – 2017年8月、風の強いある日の午後、アキツィングァック・イナ・オルセンさんは、グリーンランドの中心都市・ヌークの古びた港湾でのんびりと過ごしていた。そのとき、中国の砕氷船が通告なしにグリーンランドの領海に進入してきた。

「私がその船を目にしたのは偶然だった」と50歳のオルセンさんはロイターに語った。「私はまず、『もうここまで来たか』と思った。ひどく厚かましい、例の中国人たちが、と」──。

彼女は携帯電話を取り出し、全長167メートルの中国砕氷船「雪龍」の写真を撮った。やがて船は進路を転じ、姿を消した。

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