中国、杭州に国連ビッグデータ研究所設立 グローバル監視網拡大との懸念も

中国政府と国連が先日、中国の電子商取引大手アリババの本社からほど近い中国・杭州市に、国連初のビッグデータ研究所を設置する協力意向書に調印した。

専門家は、これを「中国が国連の看板を利用し、グローバル監視網を拡大する」と懸念している。

「米国政府が中国への情報の流れを制限する中、ニューヨークの国連事務局は、北京と協力して、世界規模の合同データハブを中国国内に構築する予定だ」と米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は「ウォール・ストリート・ジャーナル」に最近掲載されたハドソン研究所の研究員クローディア・ロゼット(Claudia Rosett)氏の寄稿文を引用して報じた。

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