政府、中国「尖閣諸島の領有権主張」のオンライン博物館開設に抗議
政府は10月5日、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関するオンライン博物館を開設したことについて、正式に抗議を申し入れた。中国共産党は地域の領有権について、国際的な宣伝強化を図っている。
加藤官房長官は、政府は外交ルートを通じて中国側に抗議し、同ウェブサイトの削除を求めたことを明らかにした。「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も、日本の固有の領土であり、現に有効支配している」と指摘し、「わが国の固有領土に対する中国側の主張は、全く受け入れられない」と抗議したという。
中国国家海洋局直属の国家海洋情報センターが開設した「中国釣魚島デジタル博物館」は3日に公開された。同ウェブサイトのページ上部には 「釣魚島(尖閣諸島)中国の固有領土」と大きく書かれている。
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