【紀元曙光】2020年9月19日

新内閣がスタートした。出だし早めで、結構なことと思う。

▼とは言え、はじめの期待感はご祝儀相場ということもあるので、本当に実のある成果を、持続的に積み上げていってほしいものだ。個々の政治課題はあろうが、つくづく日本は、平穏に政権移譲ができる良い国だと思う。中国であれば、死闘にもなりかねない。

▼菅内閣。つい「かんないかく」と読んでしまうが、その癖は早く直そう。女性の閣僚がお二人で、あとは黒服のおじさん、いや失礼、男性ばかりである。諸外国と比べても、日本は女性の閣僚が極端に少ないという。ごもっともなご指摘だが、じゃあ女性大臣を増やせと、その部分だけを挙げて言うのも、どうか。テーブルに置く花瓶を増やせの発想では、それこそ失礼千万というものだろう。

▼女性閣僚については、多く申すまい。むしろ過去の事例をみると、なんでこんな人が入閣したのかと思うような失言・暴言・迷走答弁の「大臣」がいて、猛批判を浴びて多くが辞任したか更迭された。たいていは男性(例外あり)であった。バラエティ番組より面白いが、それでは日本が困るのだ。

▼小欄の主張は従来通り、日本政府は、中国共産党に毅然として対峙し、中共の暴虐を許さないという旗幟を鮮明に打ち出すことである。

▼もう一つ、菅さんにお願いしたい。東シナ海の領土防衛と安定を図ることは日本政府として当然の責務だが、そのためにも、またそれとは別の次元のこととしても、沖縄には誠意を尽くして向き合っていただきたい。沖縄の、本土からの精神的離反は、中共が最も望むことの一つなのだ。

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