キリバス中国大使 歓迎の「人間じゅうたん」歩く 物議を呼ぶ

南太平洋のキリバスで、中国大使がセスナ(軽飛行機)から降りると、30人以上の子どもを含む地元の男性たちがうつ伏せになり並んだ「人間じゅうたん」が用意されていた。大使は2人の女性に両端から支えられながら人々の上を歩いた。その様子を映した動画や写真がソーシャルサイトに拡散され、物議を呼んでいる。

「人間じゅうたん」は、キリバス現地式で最高レベルの儀礼だという。流通した写真は、2020年5月にキリバス中国大使に就任した唐松根氏が、キリバスのマラケイ環礁に到着した時の歓迎式の一コマだ。過去には、台湾の馬英九政権時代の何登煌大使も、同様の礼儀を受けたという。当時を振り返って、何氏は「非人間的に見えて拒否しようとしたが、断りきれなかった」とRFAの取材に答えた。

何氏は、キリバスが英連邦であることから、国家元首に相当する英国女王も訪問時、同じ礼儀を受けたと述べた。「踏まれることが尊敬される人物への特別な礼儀とみなされている」。

▶ 続きを読む
関連記事
神を選ぶか、党を選ぶか。中国では今も、多くのキリスト教徒がその二者択一を迫られている。今回も、共産党の管理下に入ることを拒む教会の礼拝に警官約60人が突入し、子供をを含む33人が連行された
中共による臓器収奪を扱ったドキュメンタリー『国家の臓器』をめぐり、高雄市議会が超党派で支援決議を可決。中共の越境弾圧や「ロングアーム管轄」に反対する姿勢を鮮明にしました。
14日、中共当局はキリスト教「秋雨聖約教会」を再び摘発。礼拝中に警察ら50〜60人が教会を包囲、子供を含む多数を連行
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
「六四天安門事件」から37年を迎えるのを前に、6月3日、天安門事件追悼実行委員会が主催し東京都内で記念講演会を開いた。1989年の天安門事件で学生指導者の一人として知られるウイグル人のウアルカイシ氏は、中国の民主化への支持と天安門事件の記憶継承の重要性を訴えた。