ポンペオ長官、中国に反撃する「長い措置リスト」を検討中

マイク・ポンペオ米国務長官は8月10日、メディアのインタビューに対し、「中国は何十年も米国を利用してきた。もうたくさんだ」と改めて強調した。さらに「米国は今、中国共産党に対して真剣に反撃しており、検討中の行動はまだまだある」と述べた。

ポンペオ氏は10日、元ホワイトハウス報道官のショーン・スパイサー氏が司会を務めるNewsmax TVの「Spicer & Co.」に出演し、「過去50年間の対中関与政策は失敗に終わった。トランプ大統領はそれを知っている」「米国は中国人に対して悪意はないが、中国共産党は何十年も前から米国を利用してきた、二度とそのようなことが起こるのは許さない。もうたくさんだ」と述べた。

同氏はさらに、「我々は米国民を守るために、すでに具体的な方法で反撃を開始している。中国製ソフトやヒューストンの中国総領事館に(米政府が)何をしたか、見ただろう。我々が中国に対して公正かつ対等な形で真剣に対応していく。トランプ大統領もこれを承認した。貿易、外交、中国の情報宣伝、偽情報宣伝活動など、米国人がこれ以上被害を受けることを容認しない」と述べた。

「中国に対する一連の措置を検討中」

米国が中国共産党にどのように対処するか、またすべての中国当局者やビジネスマンに禁止令を課すのかについて、ポンペオ氏は、「我々は検討中の長い措置リストを持っている。我々の行動は中国に分からすことが可能だろう。米国人をひどく扱うとき、我々の知的財産を盗むとき、世界中の人々を脅かすとき、この新しい国安法だと、少なくとも2人の米国民を逮捕したようだが、彼ら(中国共産党)が大規模な人権侵害を行うとき、米国は見て見ぬふりをしない。トランプ大統領は彼らに正しいことをしてもらうことが目的だ」と答えた。

さらにポンペオ氏は、「中国共産党については『信用せず、検証しなければならない』」と改めて強調した。

「中国に対して米国が講じた一連の行動の目的は、中国の行動に変化をもたらすことだ。それだけだ」と明言した。

同氏はこれまでも共産主義の中国を変えていくと述べてきた。

7月23日、カリフォルニア州のリチャード・ニクソン大統領図書館でのスピーチで、次のように述べている。

「北京がやっていることは、私たち国民と繁栄を脅かすため、私たちはもっと創造的で力強く中国を変えていかなければならない」と発言した。

さらに10日、毎年恒例の米保守政治行動会議(CPAC)で、「トランプ大統領は過去の対中政策を改め、来世紀が中国共産党のような権威主義的な政権に支配されないようにしたい」と語った。

同氏はまた「中国共産党のイデオロギーは自由世界のとは違う」と言及した。

(大紀元日本ウェブ編集部)

 

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