中国EV車メーカー、米で提訴される 合弁計画の盗用で
中国自動車部品最大手の万向集団傘下の電気自動車(EV)メーカー、カルマ社(Karma Automotive)は最近、他社の合弁計画を盗み取ったとして、米カリフォルニア州の裁判所に提訴された。
8月5日の報道によると、米新興自動車メーカー「VLFオートモーティブ社」(VLF Automotive)は今年6月、カルマ社を商業機密盗用の罪でカリフォルニアの裁判所に訴訟を起こした。
VLF社は訴訟の中で、昨年秋にカルマ社と「ハンヴィープロジェクト」計画を共有し、「両社の共同出資で同自動車を中国市場に発売する機密保持契約を締結した。しかし、カルマ社の周亮(Lance Zhou)最高経営責任者(CEO)は、VLFの協力メーカーと無断で連絡を取り、単独で同自動車を生産・中国市場への投入を企んだ」と述べている。
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