【独自】TikTok親会社に党支部設置 CEOかつて検閲強化を表明
米政府は、国家安全保障上のリスクがあるとして、中国ネット企業、北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を排除する動きを加速している。ティックトック側は、利用者の情報を中国当局に渡すことはないと主張した。しかし、バイトダンスを含む中国IT企業の内部資料では、各社に共産党支部委員会が設置され、党が常にネット上の世論に目を光らせている。
バイトダンスは、ティックトックのほかに、ニュースアプリ「今日頭条」、ミニ動画アプリ「火山小視頻」、動画配信プラットフォーム「西瓜視頻」なども手掛けている。ティックトックと同様に、ほかのアプリなどは海外に進出し、海外バージョンがある。
米国のポンペオ国務長官やナバロ大統領補佐官(通商担当)は公の場で、ティックトックなどの中国ハイテク企業がユーザーの個人情報を中国当局に渡す恐れがあると指摘してきた。
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