英、CGTNの放送免許取消しを検討 「規則への重大な違反」
英情報通信庁(Ofcom)は今月初め、中国国営中央テレビ(CCTV)傘下の英語放送チャンネルCGTNが、英国の放送規則に定められている公正・中立やプライバシーの原則に重大な違反をしたと判断し、CGTNの放送許可の取り消しを検討している。
英紙ガーディアンは7月26日、Ofcomが現在「中国当局に拘束されていた英国人のピーター・ハンフリー氏、そしてスウェーデン人の人権活動家らの自白放送などを含む3つの項目」でCGTNに対し、調査を開始していることを報告した。
国際人権団体、セーフガード・ディフェンダーズは「政治によって完全に統制されたメディアだ」と訴え、CGTNの放送を全面禁止するよう求めた。
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