【紀元曙光】2020年7月20日

(前稿より続く)中共ウイルスについて、閻麗夢さんは「人類がこれまで経験したどのウイルスよりも、はるかに恐ろしい」と語った。

▼「これは政治ではない。人類が生き残れるかどうかが、かかっているのです」。言うまでもないが、閻麗夢さんは、自分が助かるために中国から逃げ出したのではない。たとえ命の危険があっても真実を伝えなければならない。その使命感に燃えて脱出を決行した勇者であり、中共にしてみれば、暗殺してでも口封じしたいキーパーソンなのだ。

▼多くの中国人は、中共の洗脳教育によって狂わされ、拝金主義に染められてしまったが、ごく少数ながら「良心の中国人」はいるのである。李文亮医師も、そうだった。中国人というのは、小欄の筆者にしても、迷惑で騒々しい集団にしか見えない場合もあるが、「良い人もいる」という当たり前のことは信じていたい。

▼ただ、伏魔殿のような共産党中国にいては、良心の人は生きられない。良心を捨てて共犯者になるか、発狂するか、抹殺されるか。通常ならば、その三つのどれかになる。

▼ところが、良心を堅持したまま生き抜くという、艱難辛苦の道を選ぶ人々がいる。法輪大法(ファルンダーファ)を信仰し、その教えを実践する人たちである。宗教の形式をとらないので信者とは言わず、修煉者または学習者という。

▼その法輪功学習者が、以前は中国国内に1億人近くいた。今でも、その身が危険にさらされる場合もあるが、確実にいる。その善良なる人々に対して、江沢民は、超法規的な弾圧を発動した。1999年7月20日、つまり21年前の今日である。(次稿に続く)

▶ 続きを読む
関連記事
AIが真偽を曖昧にする現代、孔子の「巧言令色」の警鐘を重ね、日本の職人技に宿る「人の時間と心」に注目。機械には決して偽造できない、手仕事が生み出す究極のリアリティと真の信頼(信)の本質に迫る一編
裸足で大地に触れるだけで、心身に変化が起こる? グラウンディングに期待される14の健康効果と、研究の現状、実践方法を紹介します
親がスマホに気を取られていると、子どもはどう感じるのでしょうか。研究が示す親子の絆への影響と、つながりを深める習慣を紹介します。
高血圧は認知症の危険因子ですが、虚弱な高齢者では異なる傾向も。約6千人の研究が示した、血圧と認知症リスクの意外な関係を紹介します
泥から名器へと生まれ変わる宋代磁器の製作過程を通して、人生の試練の意味を紐解く随想文。過酷な窯の烈火をくぐり抜けてこそ本物の輝きと気骨が宿るように、逆境こそが人を美しく磨き上げるのだと静かに語りかけます