南シナ海、日米豪が海軍合同演習 中国軍は戦闘機を配備か

海上自衛隊は7月19~23日まで、南シナ海および西太平洋で、米空母打撃群とオーストラリア国防軍との3国共同訓練を実施している。中国軍は同地域に戦闘機8機を配備しているとの報道もあり、地域の緊張が高まっている。

フィリピン海での3カ国の海軍合同演習は、「自由で開かれたインド太平洋戦略」への3カ国のコミットメントを確認し、共有する機会となっている。

海上自衛隊・第4護衛隊司令の坂野祐輔1等海佐は声明で、「米海軍や豪州海軍との協力関係を強化することは、日本にとって極めて重要だ。地域の自由で開かれた環太平洋戦略にも貢献すると考えている」と声明を出している。「志を同じくする両海軍との定期的な合同演習は、戦術的・作戦的な優位性を与え、友好関係をより強固なものにするだろう」と述べている。

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