(NatalyaBond/Shutterstock)

アンチエイジング 若さを保つ成分 老化を加速させる成分 トップ5

日々摂取する食べ物によって、あなたの体が作られていることはみなさんも周知の事実。

特に腸、脳、目、筋肉、肌の健康は、食べ物やライフスタイルの選択によって、良くも悪くもなることがあります。

これからご紹介するリストは、特に老化に効くとされる成分と、逆に摂取してしまうと老化を加速させるとされている成分をそれぞれ5種類ずつピックアップしました。

アンチエイジングに有効な成分ベスト5

1. メラトニン

メラトニンの抗ストレス特性や免疫システムに与える影響がアンチエイジングに効果があるとされています。さらに骨の微細構造を改善し、肌を保護する役割もあります。また、ガンを含む様々な加齢による疾患を防止すると発表されています。

2. クルクミン

クルクミンには抗酸化作用と抗炎症作用があり、アルツハイマーなどの加齢に伴う認知障害へのリスクを軽減させる可能性があると指摘されています。

3. コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインが、酸化ストレス関連の皮膚病から保護する役割があるという研究結果があります。また、先ほどのクルクミンと同様、アルツハイマーや認知症予防にも有効で、1日に3~5杯のコーヒーを飲むと、これらの障害へのリスクが65%も減少することが明らかになっています。

4. ブドウ種子エキス

このエキスは、高濃度のプロアントシアニジンを含んでおり、免疫調整効果と酸化ストレス、コレステロール低下からも保護してくれるポリフェノールの一種として知られています。さらにプロアントシアニジンは、老化によって引き起こされるアテローム性動脈硬化症と糖尿病の進行を遅らせることもできるといわれています。

5. プロバイオティクス

この成分は肌の酸性pHバランスを回復させ、紫外線によってダメージを受けた肌の早期老化、光老化を改善する効果があります。プロバイオティクスのサプリメントを摂取することにより、老化防止につながるだけでなく、加齢による疾患へのリスクも軽減するといわれています。

老化を加速させる成分ワースト5

1. 人工甘味料

アスパルテームやスクラロースと呼ばれる人工甘味料の摂取は、肥満のリスクを高めるだけでなく、糖尿病を発症する一因にもなると指摘されています。他にも腸内微生物に対する悪影響、ガン、新血管疾患へのリスクが増加することがわかっています。

2. 糖分

糖分を多く含む食事は、糖尿病へのリスクを高めるだけでなく、肌が自然に持つ「修復」する力も奪ってしまうといいます。逆に、日々摂取する糖分を減らすだけで、肌の老化を防ぎ、コラーゲンの増加を促進することも可能です。

3. アルミニウム

長い間、無害な金属として調理器具や食品を梱包する際に使用されてきましたが、使用しすぎると神経変性やアルツハイマーなど、脳の老化障害へのリスクが高まることが近年発見されました。

4. トランス脂肪酸

トランス脂肪酸の少ない食事を心がければ、アルツハイマー、認知症、肥満、糖尿病へのリスクを軽減できるとされています。

5. タバコとアルコール

タバコにはビタミンCなどの抗酸化ビタミン吸収を妨げる働きがあり、アルコールが与える影響は、年齢とともに悪化します。どちらも、肌の老化を促進するとされており、長期間の摂取は加齢による疾患へのリスクを大幅に増加させることがわかっています。

以上、上記であげた成分摂取を控え、健康な食事を心がけることで、病気のリスクを大幅に減少させることが可能なのです。ぜひこの機会に一度、ご自身の食事、ライフスタイルを振り返ってみてはいかがでしょうか。

関連記事
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。