国際軍事演習の拡大へ 訓練場の改修で投資呼び込み雇用増やすオーストラリア

オーストラリアの専門家は、近隣の同盟国との訓練や演習といった軍事交流を通じて政府の政策をサポートする「国防外交こそが今後の道」であるとした。同国では北部でシンガポールからの投資を受け付け、演習場を改修する。国際利用の拡大も見込めるという。

オーストラリア国防省は今年3月、オーストラリア・シンガポール軍事訓練イニシアチブ(Australia-Singapore Military Training Initiative,ASMTI)を両政府で立ち上げることを発表した。これにより、最大1万4000人のシンガポール軍隊員がオーストラリアで毎年18週間、演習を実施することが可能になった。

広域における訓練機会を求めるシンガポール軍(SAF)と、オーストラリア軍との演習強化は、オーストラリアにおける民間部門の投資を促している。

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