中国三峡ダムの治水効果に疑問の声、大雨で長江流域が最高水位

[上海 14日 ロイター] – 中国で記録的な大雨による洪水や土砂災害の被害が広がるなか、長江にある巨大な三峡ダムの治水効果に改めて懐疑的な目が向けられている。

中国政府は三峡ダムが洪水を抑制しているおかげで、経済的損失は最小限にとどまり、死者や避難者の数も少なく収まっていると主張。しかし、専門家などは、長江やその流域にある大きな湖が観測史上最も高い水位を記録しているのは、同ダムが所期の目的を果たしていないからだと指摘する。

米アラバマ大学で中国の洪水を研究する地理学者のデービッド・シャンクマン氏は「三峡ダム建設の主な目的の1つは、洪水の抑制だったが、完工から20年も経っていないのに近年の最高洪水量が記録された」と述べ、「結局、今回のような異常な事象は阻止できない」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
英ケント州でB群髄膜炎菌が流行し、学生を中心に29例の感染と2人の死亡が確認された。英国保健安全保障庁(UKHSA)はワクチン接種と抗菌薬投与の対象を拡大し、封じ込めに向けた厳戒態勢を敷いている
大統領はSNSにて、米国は「軍事目標の達成に極めて近づいている」と綴った。これらの発言は日米首脳会談の翌日に行われた
ホルムズ海峡は2月28日の紛争開始以来、事実上封鎖されている。ホルムズ海峡を巡り、トランプ氏の要請を受けて日本を含む20カ国が再開支持を表明
トランプ大統領は19日、ホワイトハウスを訪れた高市早苗首相と会談し、貿易や安全保障など幅広い分野について協議した。
カタール北部のラアス・ラファーン工業都市が19日、イランのミサイル攻撃を受け、原油・ガス価格が急騰。同日、カタール、サウジアラビアなど12のアラブ・イスラム諸国が攻撃の即時停止の共同声明を発表している