60年前になくした財布が思い出と共に持ち主の元へ、映画館オーナーの粋な計らい

「諦めずに希望を持て」とはよく聞く言葉ですが、60年も経つと諦めていなくても忘れてしまうものです。しかし、忘れた頃に希望が叶うこともあります。アメリカに住むドナ・ブラウンさんも、忘れていた大切なものと喜びの再会を果たしました。

ブラウンさんがお気に入りの赤い財布をなくしたのは1962年のこと。当時15歳だったブラウンさんは地元カリフォルニア州ロディにあるサンセット映画館のトイレに財布を置き忘れてしまいました。財布の中には身分証明書や労働許可証に加えて、大切な白黒写真や特別な銀貨が入っていました。その時トイレにいたもう一人の女性が怪しいと思い財布のことを問いただしたりしましたが、結局財布は見つかりません。ブラウンさんは時が経つにつれ、赤い財布のことを忘れていきました。

それから約60年後、老朽化したサンセット映画館は劇場に生まれ変わることが決まりました。大規模な改修工事が始まると、作業員が壁の間に挟まった赤い財布を発見しました。どうやら女子トイレの天井裏に投げ込まれ、壁の隙間に挟まっていたようです。サンセット映画館オーナーのテリー・クラークさんは、この財布の持ち主を探すことにしました。

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