【紀元曙光】2020年7月7日

(前稿より続く)米国。アメリカ合衆国。中国語で「美国」とはパロディか。

▼米国は、罪深いこともしてきたが、他国にはできない東西冷戦の終結という大業もやった。建国して244年。それを短いと嘲笑する資格は、今の中国にはない。中国文化あるいは中華文明には五千年という修辞をつけてよいが、中華人民共和国は、わずか71年である。しかもその間、自国の伝統文化を徹底的に破壊した。

▼大統領のトランプさんは、ちょっとガラのわるい人であるらしい。そのために風当たりも強いが、あれくらい毒づく演技力がなければ、性悪な中共や北朝鮮には対峙できない。中国共産党を終了させた米国大統領として歴史に刻まれるならば、トランプ氏にとって名誉ともなろう。

▼ただし、中共が消滅することは、神のレベルの意志として決まっている。前稿の「今も米国として、この地球上にある」とは、米国は神に与えられた役目を遂行しているという意味であって、「世界の警察官」などと、その存在を称揚するつもりはない。

▼5月25日、ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官に黒人男性が首を押さえつけられて死亡した事件は、誠に痛ましい限りである。しかし、それを端として全米各所で起きた暴動は、宇宙の邪神が隙を突いて地球上に入り込み、暴徒と警察の双方を操作している可能性が高い。黒人女性が経営する店から略奪するさまは、悪魔に憑かれた幽鬼そのものだ。

▼最後に問う。我が日本は、いかにあるべきか。米国という大樹の陰に隠れるのではなく、中共の暴政を許さぬ側に、自国の意思として明確に立つ。それに尽きる。(4回了)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。