中国の山西省と河北省の地方銀行では6月に取り付けが起こった(AFP/Getty Images)

中国、2省の銀行で取り付け 当局が7月から預金引出し予約制をテスト

中国インターネット上ではこのほど、山西省と河北省の地方銀行2行で預金の取り付けが起きたとの情報がある。中国メディアによると、両地方の警察当局は、ネット上で虚偽の情報を流したとして、市民数人を拘束した。

国内のネットユーザーがSNS上で、山西省陽泉市商業銀行が資金難に陥り、同行の頭取が一部の資金を持ち出し、行方をくらましたと投稿した。これを受けて、6月16日、一部の顧客が陽泉市商業銀行にかけつけ、預金を引き出そうとした。17日、陽泉市商業銀行、陽泉市政府と中国当局の銀行保険監督管理委員会は共同で声明を発表し、「銀行は正常に営業しており、資金も十分にある。ネット上のデマを信じないように」と伝えた。陽泉市警察は、ネット上に投稿した市民5人に対して「厳粛に処分を行った」と公表した。

一方、河北省望都県警察は6月20日、市民2人が「虚偽の言論で、市民の不安を煽った」として摘発した。2人は、同県の保定銀行について、「倒産の恐れがあるため、預金を早めに引き出したほうがいい」とネット上で呼びかけた。

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