原油先物は2%安、米中の緊張激化や需要懸念で

[ニューヨーク 22日 ロイター] – 米国時間の原油先物価格は約2%下落した。香港を巡る米国と中国の緊張激化のほか、新型コロナウイルス危機で低下した燃料需要の回復に対する懸念が高まった。

清算値は北海ブレント先物<LCOc1>が0.93ドル(2.6%)安の1バレル=35.13ドル。米WTI先物<CLc1>は0.67ドル(2%)安の33.25ドルだった。

原油価格はここ数日、経済再開の動きを背景に上昇していたが、中国の李克強首相が22日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の政治活動報告で2020年の国内総生産(GDP)目標に言及しなかったことを受けて値を下げた。

▶ 続きを読む
関連記事
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される
イランを巡る「三正面」の衝突と、緊迫する中東情勢を解説。イスラエル・米軍との軍事衝突に加え、エネルギー施設への攻撃で近隣諸国の忍耐も限界に近い。専門家は、イランの軍事力不足から地上戦は破滅を招くと警告する
ペルシャ湾の緊張が高まる中、イランの石油輸出拠点カーグ島に加え、ホルムズ海峡の戦略要衝である3島が注目されている
南アフリカ政府が、国内の鉄鋼産業を保護するために中国とタイ産の形鋼に対して高率のアンチダンピング関税を課した
トランプ政権がロシアとの関係改善を急ぐ真意とは。ウクライナ戦争終結の先にある、中ロ離間による「中国包囲網」の再構築と、米国第一主義に基づく新たな地政学戦略の実態に『Politico』の分析から迫る