米ヒューストン市長、5月13日を「法輪大法デー」と宣言
2020年5月13日は、第21回「世界法輪大法デー」であり、法輪功が公開されてから28周年の記念日にもあたる。米テキサス州ヒューストン市のシルベスター・ターナー市長はこのほど、法輪功が同市市民の健康増進に寄与したとして、同市の法輪功学習者を表彰し、5月13日を同市の「法輪大法デー」と宣言した。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ、中国数千年の文化を起源とし、学習者が「真・善・忍」の原則に基づき、自らを修め、道徳水準の向上に努めている。座禅を含む五式の動作が健康を促進する。1992年5月13日から創始者・李洪志氏によって公開伝授され、現在世界100カ国以上に広まった。
同市長は表彰状で、「人々は法輪功の修煉を通して、生命と人生、宇宙に対する認識が高まった」と述べた。
また、「法輪功は文化と人種の違いを乗り越えて、100カ国以上で約1億人に伝わっている。毎日多くのアメリカ人が、法輪功の学習を通して心身ともに浄化され、社会とコミュニティの道徳の向上に大きな役割を果たした」と讃えた。
法輪功は1996年にヒューストン市に伝わり、図書館や公園で法輪功の無料講座が開かれ、多くの市民が法輪功を学習するようになった。同市長は「法輪功の学習者たちは、積極的に社会活動へ参加した。中国共産党の残虐な迫害を受けながらも、学習者は強い決心と勇気をもって、『真・善・忍』の理念を固く守り続け、世界に生命の価値と人性の尊厳を示した」と言及した。
法輪功の学習者は1999年当時、共産党員の人数を上回る1億人に達したと言われ、同年7月20日、国家主席・江沢民氏は嫉妬と脅威から、弾圧に踏み切った。21年間続いたこの迫害で、確認されただけで4000人以上の学習者が死亡した。数百万人が投獄され、体が不自由になったり、一家離散になったり、近年では臓器を強制的に摘出され、売買されるといった報告がされている。
同市長は、法輪功の学習者を表彰するとともに、2020年5月13日を同市の「法輪大法デー」と宣言した。
(大紀元日本語ウェブ編集部)