醤油に含まれるアンチ・エイジング効果

和食に欠かすことができず、アジアの食卓で広範に使用されている醤油。日本人にとって馴染み深い醤油が、アンチ・エイジングに効果があるという。

 シンガポール「ストレートタイムズ」紙によると、醤油には活性酸素に対抗する抗酸化物質が多く含まれており、その効果は赤ワインの10倍、ビタミンCの150倍であるという。

 抗酸化物質は、ワインやフルーツ、野菜に含まれており、エイジングの原因といわれる「活性酸素」の働きを抑える働きがある。国立シンガポール大学の研究によると、醤油には食後に血流をよくする効果もあり、その効果は通常より50%以上アップするという。

 「醤油が心臓血管に関する病気や、パーキンソン病などの進行を遅らせることができる」とバリー・ハリウェル教授は述べている。しかし、醤油は塩分を多く含むため、摂りすぎによる高血圧にも注意しなければならないと同教授は付け加えた。

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。