【紀元曙光】2020年5月2日
一丁(いっちょう)と言えば、今ではスーパーの豆腐1パックしか思い浮かばないが、昔は距離や面積にも、これを使った。
▼距離の一丁は約109メートル。農地などの面積で一丁と言えば、約99アールになる。では長丁場(ながちょうば)とは何の意味かというと、江戸期にあった街道の、宿場から次の宿場までの距離が長いことを指す。歩く時間が長いことから派生して、長期にわたる大仕事についても長丁場と言った。
▼不思議なことに、この言葉は使うタイミングが決まっている。その仕事を終えた後ではない。仕事にかかる前に「長丁場になるぞ」と言ってチームの士気を高め、貫徹する覚悟を固める際に使うのだ。
▼政府専門家会議の尾身茂副座長が説明に使った言葉は「長丁場」。その提言を受けて、安倍首相は緊急事態宣言を約1か月延長するとした。それは絶対に負けられない根比べであり、国民総力戦を意味している。そうなることは予想できたが、長丁場とは1年か2年か、もっと長く、何年も続くのだろうか。
▼いや、そうとは限らない。「日本での感染情況」だけを見ると、際限なく続くように思われるのだが、この中共ウイルスが「中国共産党に狙いを定めている」という本来的な「性質」をふまえれば、日本が採るべき道が見えてくるはずだ。つまり日本は、中共に真正面から対峙して、その歴史的罪過を糾弾する側に立つことである。
▼中国共産党は、今まさに断末魔の中にある。そこで最も大切なことは何か。「中共が滅ぶ前に、中共との腐れ縁を完全に絶つ」。日本が採るべき政策は、これに尽きる。
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。