黒龍江省、炭疽菌による感染症の流行を警戒通知

大紀元はこのほど、中国北東部・黒龍江省の当局は、炭そ菌の発生を警戒するとの公式内部文書を入手した。この情報について、公式発表はなく、本土メディアの報道もない。

自然界に存在する炭そ菌は、牛などの草食動物に感染する。しかし、まれに人にも感染する。動物に接する機会の多い人は感染の危険性がある。また、衛生管理が不十分な国や地域では人への感染例がしばしば報告されている。適切な治療をしなければ敗血症などにより死に至ることがある。

この内部文書は、黒龍江省衛生健康委員会が4月10日付けで発行した。省内の各地区の保健局、感染症対応局などは、委員会に「省内での炭そ菌発生の予防と管理に関する通知」を出している。省の通知を受けて、ハルビン市衛生健康委員会もまた同様の通知を下部組織に出している。

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