中国新疆:電気人間、電流で腰痛治療
張徳科さんは、自身の身体に流れる220ボルトの電流で王心浩さんの腰痛を治した。数ヶ月前、王さんは腰痛を患い寝たきりだった。病院も年齢と病状を考え手術を行うことが出来ずにいたが、張さんの所へ通い1ヶ月、9回の電気治療でほとんど治ってしまい、今では自転車にも乗れるということだ。
2007年7月6日午後10時過ぎ、新疆アルタイ市の張さんの家で電球に明かりをつける実演が行われた。彼は13ワットの電球6個をつないだコードを耳に掛け、左右の手にそれぞれプラスとマイナスのコードを持ち、電源を入れる。導体となった彼の体には220ボルトの電流が流れ、全ての電球に明かりが灯った。さらに彼は明るさのコントロールもできるという。
今年71歳の張さんは時々電流を通して健身運動を行っており、周囲の人々には「奇人」「電人」と呼ばれ、電流を通せば2分で活魚に火を通すこともできるそうだ。いつも親戚や友人、仲のいい人に対してリューマチ、関節炎、腰痛などの治療を行っている。5本の指を針の代わりに使い治療、代金は取らず、3日続けても効果が現れなければ病院へ行くことを勧めるという。
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。