Pixabay

母乳で育った子は出世しやすい?!

英国の医学雑誌『Archives of Disease in Childhood』に掲載された報告によると、乳幼児の時に母乳を与えられた子供は、粉ミルクで育てられ子供よりも、成長してから社会で成功する率が高いという。英ネット「デイリー・メール」が伝えた。

 英ブリストル大学の研究チームは、1930年代に生まれた1,414人の成長を追い、乳幼児期の栄養がどのようにその後の人生に影響を与えるかを研究した。すると、母乳で育てられた人は41%の率で社会的地位が高くなる傾向があるという結果が出た。報告によると、母乳で育てられた男性はよりよい職業に就き、女性は父親よりも社会的ランクの高い男性と結婚するという。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。