途上国経済、予想以上に深刻な景気後退の可能性 コロナで=世銀

[ワシントン 24日 ロイター] – 世界銀行の高官は24日、新型コロナウイルス流行終息後、消費や投資が早期に回復しなければ、途上国経済が予想以上に深刻な景気後退に直面する恐れがあると警告した。

高官によると、基本シナリオに基づく場合、2020年の途上国の経済生産は2%縮小の見通し。縮小は1960年以来初めて。過去60年は平均4.6%超の成長を記録していた。

しかし、投資や消費などが予想ほど回復しなければ、約3%の落ち込みになる可能性があると予想。「3カ月にわたるウイルス感染防止措置が奏功しても、投資家や世帯の不安は解消されず、国内もしくは世界のサプライチェーンも回復しない可能性がある」とし、「こうしたシナリオ下では、世界の経済生産により大規模な打撃が及び、途上国経済はより深刻なリセッションに直面する見通しだ」と述べた。

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