中広新聞の報道によると、クロアチアで音楽教師をしているセラクル(Seracle)さん(81歳)は、これまでの人生の中で7回にも及ぶ致命的な事故に見舞われたが、幸い九死に一生を得て生き残り、その後、彼は約70万ユーロ(約8千万円)の宝くじに当たった。
セラクルさんは若かりしころ多くの災難に見舞われた。1962年の冬のある日、彼が乗った汽車が途中脱線し凍結した河の中に突っ込んだ。その時17人の乗客の死亡が確認されたが、彼は自分で無事に岸まで泳ぎつくことができた。
1年後、彼は初めて飛行機に乗ったのだが、思いもよらない事故が発生した。飛行機の扉が突然開き19人が飛行機から落ちて死亡したのだ。その中で幸いにも彼は積み上げられたワラの上に落ちたため一命を取り留めた。
それからもまた彼は幾度も交通事故に遭遇することになるのだが、すべて無事に免れた。
5年前に宝くじに当たった彼は最初、贅沢な生活を送っていたのだが、最近になって「妻とシンプルな生活を送ることが何よりも幸福であることがわかった」と豪華な住宅を売ってしまった。
自分たちの医薬費に掛かるお金を残した以外は、すべての財産を親友にあげてしまったという。世界で最も幸運な一人だと自称していた彼は、現在、自分は最も楽しい人生を送っている人だと語っているという。
(翻訳編集・李頁)
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