<心の琴線>
母の咳
「あなたのお母さんがひっきりなしに咳をしているのが聞こえるわよ。何かの病気に罹ったのか、ちょっと心配だわ」と、実家と付き合いのある近所の人から電話がかかってきました。当時、私は実家から離れた南方の街に住んでいました。今までほとんど病気を患ったことのない母がどんな健康状態にあるのか、私にはまったく想像もつきません。翌日、私は急いで母のいる実家に戻りました。
実家に着くと、すぐに母を病院へ連れて行きました。検査の結果、母の病名は肺炎でした。発見が早かったので大事には至りませんでしたが、少しでも遅れていたら、年老いた母の身体は持ち堪えられなかったでしょう。
母は咳をしながら、「私は大丈夫よ。数日休んだらすぐ治るわ」と、私に言い続けました。私は母の言葉を無視し、無理やり入院させました。
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。