木通(アケビ)
この花 知ってる?
木通(アケビ)は日本各地に分布するアケビ科のつる性落葉樹です。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが、たくさん群がって咲きます。花の後、青い実をつけ、長いだ円形の果実は秋になると紫色になり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
つるを輪切りにして天日乾燥したものは木通(もくつう)という生薬です。染料としても深みのある色に染まります。また、つるはしなやかで、アケビ細工に利用されます。
(編集・望月 凛)
関連記事

中医学では、緑内障の原因を「怒りや憂うつ」「代謝機能の低下」「夜更かしによる精の消耗」など全身の気血の乱れとして捉え、漢方や鍼、体操で改善を図ります。

ライムは爽やかな風味だけでなく、免疫強化、腎結石予防、神経の老化防止、さらには抗がん作用まで期待される果物。栄養素の宝庫であり、日常に取り入れやすい健康食材です。

カビはブレインフォグやアレルギー、喘息の原因にも。身近な場所に潜む健康リスクと、その予防・除去法を専門家が解説。漂白剤の安全な使い方も紹介。

鮭の皮は食べても大丈夫? オメガ3やビタミンDが豊富で栄養価が高い一方、PCBやマイクロプラスチックなどのリスクも。専門家が語る利点と注意点。

春は「肝」の季節。目の疲れ、頭痛、だるさを感じる方に──五行に基づく「春の養肝薬膳セット」で、季節の不調をおいしく整えましょう。