木通(アケビ)は日本各地に分布するアケビ科のつる性落葉樹です。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが、たくさん群がって咲きます。花の後、青い実をつけ、長いだ円形の果実は秋になると紫色になり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
つるを輪切りにして天日乾燥したものは木通(もくつう)という生薬です。染料としても深みのある色に染まります。また、つるはしなやかで、アケビ細工に利用されます。
(編集・望月 凛)
木通(アケビ)は日本各地に分布するアケビ科のつる性落葉樹です。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが、たくさん群がって咲きます。花の後、青い実をつけ、長いだ円形の果実は秋になると紫色になり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
つるを輪切りにして天日乾燥したものは木通(もくつう)という生薬です。染料としても深みのある色に染まります。また、つるはしなやかで、アケビ細工に利用されます。
(編集・望月 凛)
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