美容は健康から 見落しがちな8つの健康常識
美しくなるには、まず健康から。効果的なダイエット法や最新のアンチ・エイジング療法まで最新の美容・健康情報が満載の米誌『Prevention Magazine』は、以下のことを提案しています。
1. サラダを主食にすると痩せる?
健康にいいからと、つい注文したくなるサラダ。ところが、ほとんどのレストランで出されるサラダには、ベーコンやチーズ、脂っこいドレッシングなどがかかっており、カロリーはハンバーガーと全く同じ。脂肪、塩分が大量に含まれており、決して「健康にいい」とは言えないのです。
2. イヤホンをつけて音楽を聴く
ジムでウォーキングしながら、iPodやMP3プレーヤーで音楽を聴く人は、耳のダメージに注意。音楽を聞く時は、音量を最大の10~50%に設定することを心がけましょう。耳を守るためには、ノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンがおすすめ。側に立っている人が、あなたのヘッドホンから流れる音楽が聞こえたら、ボリュームが大きすぎるしるしです。
3. 日焼け止めクリームを塗る
調査結果によると、90%以上の人は、正しい日焼け止めクリームの塗り方を知らないそうです。日焼け止めクリームは、指の腹を使って顔にうすく塗ってから、次に肌に馴染むように指先で軽くたたくように塗りこみます。首も忘れずに塗りましょう。
4. 軽い病気を見落とす
「予防に勝る治療なし」を念頭に置いて、軽い風邪、咳、消化不良、疲労、背中の具合が悪いなどの症状を見落とさないこと。定期的に健康診断を受けましょう。
5. コンタクトに注意
体の調子が優れない時は、涙の分泌量が減少する傾向にあり、結膜炎に罹りやすくなります。目の疲れを感じたら、すぐにコンタクトをはずし、目を休めましょう。また、コンタクトの長時間装着はよくありません。可能であれば、眼鏡や一日使い捨てコンタクトレンズの使用がおすすめ。
6. 十分な睡眠をとる
睡眠時間は、美容だけでなく、健康にも大きな影響を与えます。長期的な睡眠不足は、心臓疾患、ホルモンの失調、脂肪代謝力の低下、焦心、鬱病など肉体的・精神的なダメージをもたらす可能性があるので、注意しましょう。
成人の理想とする平均睡眠時間は7~9時間と言われています。ぐっすりと寝るには、夕方以降のカフェインは禁物です。寝る前は、お風呂につかったり、小説を読むなどなるべくゆったりとした時を過ごしましょう。
7. 飲み水を分ける
ご飯を炊く時、或いは飲水の時は冷水で、手を洗う時はお湯を使いましょう。米国環境保護庁(EPA)によると、溶解度の相違のため、お湯は比較的、水道管の鉛汚染を受けやすいという報告があります。血液中の鉛の含有量が多すぎると、心臓病に罹る率が高まると米ジョンス・ホプキンズ大学(John Hopkins University)の医学専門家エリセオ氏(Eliseo Gullar)は報告しています。6時間以上使わなかった蛇口の水を使うときは、まず水を1分間流してから使用するといいでしょう。
8. 運転する時、窓を開けないこと
受動喫煙の要因となる「環境中たばこ煙(Environmental Tobacco Smoke」の次に有害なのが、自動車排気ガス。南カリフォルニア大学(University of Southern California)の研究によると、窓を開けたまま一時間以上運転すると、汚染された空気の中に10時間以上さらされた時とほぼ同じ弊害があるそうです。
(翻訳編集・李頁)