中共ウイルスの感染拡大で、米国では医薬品のサプライチェーンを見直す動きが出ている。イメージ写真(パプリックドメイン)

中共ウイルスで米中不信深まり デカップリングが加速=米専門家ら

中共ウイルス(武漢肺炎)が世界的に蔓延するなか、中国共産党は最近、ウイルスの発生源が米国であるとするプロパガンダを展開している。この動きは米国を激怒させ、米の対中不信を深め、両国のデカップリングを加速させるとの見方がある。

中国外務省報道官の趙立堅氏は3月12日、昨年、米軍関係者が武漢に中共ウイルスを持ち込んだとツイートし、中国共産党の在外大使館の一部がリツイートした。 しかし、当時の武漢の病院は、米軍人がマラリアにかかっていたと診断した。 中国共産党が意図的に責任を回避して米国に濡れ衣を着せていると考えられている。

中国共産党のこの動きは米政党を怒らせており、19日にはドナルド・トランプ米大統領が演説原稿にある「コロナウイルス」の言葉を消して「中国ウイルス」に置き換えているところを撮影された。 マイク・ポンペオ国務長官は、中国共産党が流行の事実を意図的に隠蔽し、世界的なパンデミックを引き起こし、世界中の人々の命を脅かしていると繰り返し非難している。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。