伊メディアは、中国外務省報道官が偽ニュースを拡散していると指摘した。写真は3月16日、ベルガモのパパ・ジョバンニ23世病院に掲げられたポスター、参考写真(GettyImages)

中国外務省、偽ニュースを拡散か 「イタリアで中国国歌演奏と感謝」は作り話=伊メディア

中共ウイルス(新型コロナウイルスとも呼ぶ)をめぐり、中国政府は情報操作を活発化させている。イタリアの複数のメディアは、中国外務省報道官による「イタリア人は中国からの医療資源の支援に感謝し中国国歌を歌う」という話は、作り話だと指摘した。

3月15日、華春瑩外務省報道官は人民日報の報道を引用して、ツイッターで「ローマで中国国家が歌われている。イタリア人は『ありがとう、中国』と叫んだ。私たちは苦楽を共にする仲だ」と書き込んだ。 2月に新任した趙立堅報道官もまた、イタリア国内の映像を添付して、同様のツイートを行った。

In Rome, with the Chinese anthem playing, some Italians chanted “Grazie, Cina!” on their balconies, & their neighbors applauded along. Against #COVID19, humanity lives in a community with a shared future! Italy is a heroic nation. At this trying moment, Chinese #StandWithItaly! pic.twitter.com/S0hdVQTqzG

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