(Photo credit should read PHILIPPE HUGUEN/AFP/Getty Images)

新生児集中治療室にわが子を残して 代わり警察官が出動

未熟児で生まれた新生児の両親、アダム・ウィンチとメリッサ・ウィンチにとって、懸命に生きようとしているわが子、アクセルを残してオーロラ病院(コロラド州)を去ることほど辛いことはなかった。しかし、地元警察チームのおかげで、赤ちゃんは一人で戦っているわけではないのだと安堵することができた。

コロラド州にある小さな街、グランド・ジャンクションで警察官をしているメリッサ・ウィンチは、2017年7月29日に妊娠29週で息子アクセルを出産し、人生で最も辛い日々を過ごした。

地元病院の医師たちは、両親の腕の中で産後数週間のうちに何度も生死をさまよっている小さな赤ん坊を前に、その原因を突き止めようと奮闘した。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。