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睡眠中の姿勢が与える 健康への影響

携帯やゲーム機などの進化が睡眠時間を低下させていることは明らかですが、睡眠の質において重要なことは寝るときの姿勢だと言われています。

今日はそれぞれの姿勢で身体にどのような変化が起きるか確認してみましょう。

うつ伏せ

Sean Gallup,Getty Images

うつ伏せで寝ることが好きな人も多いと思います。過去には小児科医がうつ伏せで寝かせるようアドバイスをしていた時期もあります。

残念なことに現在ではうつ伏せで寝ることは良い睡眠にならない、と研究者により発表されています。うつ伏せでは左右どちらかに頭を向ける必要がありますがそれが首の付け根に負担がかかり、首や頭が痛くなる原因となります。

医者のアンドリュー・バンはこう語っています。

「同じ方向を2~3時間見続けると肩が凝りますよね?それと同じことがおこります。」

またうつ伏せで寝る際に片膝を胴体に寄せる人がいますがアンドリューによると、

「片膝だけ上げるのは避けてください。腰やおしりが痛くなる原因になります。」

とのことです。

総合的にみると、うつ伏せで寝ることはあまりお勧めできません。医者のキャロル・アッシュはこう語っています。

「呼吸器官に問題がある人にはお勧め出来ません。ですがそうでない方でうつ伏せが好きな人はそれを続けても問題ないでしょう。」

横向き

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横向きでの睡眠は身体と心の回復に良いとされ、研究者により推奨されています。

医者のアッシュによると、

「横向きで寝るときは身体の中のたんぱく質と毒素をクリアにし、アルツハイマーやパーキンソン病等の神経障害を防ぎます」

と語っています。

 

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オーストラリアの教育でも横向きで寝ることは首や肩、腕を休め良い眠りにつながると言われています。

しかし気を付けなければならない点もいくつかあります。横向きで寝ると顎を胸に押し付けるような体勢になる人がいますがこれは首に良くない姿勢です。横向きで寝る際は首と肩の角度に気を付けてください。

身体のどちらを下にして寝るか気にしている人は少ないと思いますが妊婦の方達は左側を向いて寝ると血液の循環に良いと言われています。

仰向け

Shutterstock | Kate Aedon

最後は仰向けです。重力も身体に均等にかかり、首や脊椎が悪い姿勢になることもありません。とても良い姿勢といえるでしょう。

この姿勢で寝る際の注意はベッドと枕の位置です。私達の首はバナナのように曲線になっているのですが枕が固すぎると首が不自然な角度になってしまいます。

Shutterstock | Africa Studio

またそれにより顎が押されるような状態になり、呼吸しづらい状態になるので注意が必要です。

これで其々の姿勢が与える身体への影響が分かりましたね。これからのあなたの睡眠がよいものでありますように!

(大紀元日本ウェブ編集部)

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