厳しいけど子供たちは優秀に
清朝皇帝の中で一番の教育熱心 康熙帝(こうきてい)の子育ての極意
清朝の最盛期を打ち立てた賢帝として知られる第四代皇帝・康熙帝(こうきてい)。当時の文献から、彼が大変教育熱心だったことが分かっています。康熙帝の教育方針は、中国歴代のどの王朝を見渡しても、類似するものが見当たらないほど稀有なものでした。
康熙帝には35人の息子と20人の娘がおり、孫は97人にも上るほどの大家族がいました。彼の教育方針は、まず第一に自らの言動で教え導くことです。
例えば、彼が狩猟や巡視に出かけるときは子供たちを引き連れ、共に行動して問題解決力と行動力を養わさせるようにしました。また、戦に出る時には皇子や皇孫を随行させ、共に戦況を見て作戦を実施しました。そして、康熙帝が重視したもう一つの教育は、勉学です。
清朝では、皇子や皇孫の学習する場所は「上書房」と呼ばれていました。康熙帝の時代、上書房は「暢春園」という庭園に設けられ、「無逸斋」と名付けられた学び舎で、康熙帝の子や孫たちは、その名の通り「無逸に(楽をせずに)」、日々勉学に励みました。1984年に出版された『康熙起居注(康熙帝の日常生活)』を始めとする一部史料には、彼らがどのように学習していたかが具体的に記されています。
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。