新型ウイルス、アジア太平洋ソブリン格付けの主要リスク=S&P

[ロンドン 4日 ロイター] – 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは4日、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大がアジア太平洋地域のソブリン格付けに対する主要なリスクとして台頭したと警告した。問題が長期化すれば自動車メーカーや銀行など格付けに影響が及ぶ可能性があるとの見方を示した。

S&Pのアナリストは報告書で「新型ウイルスが直ちに封じ込められなかった場合、アジア太平洋地域の多くの国・地域ですでに脆弱になっている財政状態が景気減速により一段と悪化する恐れがある」と警告した。

中国については、サービス消費が10%落ち込めば2020年の国内総生産(GDP)は約1.2%ポイント押し下げられると試算。中国の銀行部門については、公衆衛生上の問題が長期化すれば総不良債権比率は6%を上回る水準に上昇するとしたほか、自動車部門については、生産低迷が長期化すればメーカーの格付けに下向き圧力がかかるとの見方を示した。

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