中国当局、台湾市民の武漢退避を認めず 中国籍配偶者も=海外メディア
中国で新型肺炎の感染が急速に拡大しているなか、湖北省武漢市に滞在する自国民を退避させる動きが広がっている。英国とドイツのメディアによると、中国当局は中国人配偶者の出国を認めない方針だ。また、中国当局が台湾政府に対して、武漢市にいる台湾人の退避を承認しないことが明らかになった。
英紙ガーディアン1月29日付によれば、英外務省は中国当局に対して、英国籍国民とその中国籍の配偶者、英中両国の国籍を持つ市民の退避について、協議を行ってきた。しかし、中国当局は、英国籍を持つ市民のみの退避を承認した。
英政府は30日にチャーター機を武漢市に派遣する予定。約200人の英国国民が帰国できる。
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