中国、新型肺炎巡り国際専門団の早期派遣に合意=WHO
[ジュネーブ 28日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は28日、中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、WHOが国際的な専門家のチームを「できるだけ早期に」派遣することに中国が合意したことを明らかにした。
WHOのテドロス事務局長は2日間の日程で訪中し、中国の習近平国家主席と会談。WHOは会談後に発表した声明で、新型コロナウイルスの人から人に感染する能力について理解が深まったとし、このことについて他の国に早急に伝える必要があるとの見解を表明。テドロス事務局長は必要に応じて直ちに緊急会合を招集できるとした。ただ外国人の退避については言及しなかった。
WHOは23日の緊急会合で、新型肺炎について「国際的な公衆衛生上の緊急事態と判断するには時期尚早」との判断を下し、緊急事態宣言を見送った。ただその後も感染は拡大し、中国国家衛生健康委員会によると、死者は28日時点で106人に増加。国内で確認された感染者は27日時点で4515人と、前日の2835人から増加した。中国以外ではこれまでに日本、タイ、オーストラリア、米国、フランス、カナダなどに加え、ドイツとスリランカ、カンボジアで新たに患者が確認されているが、今のところ死者は報告されていない。
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