米ミズーリ大学、孔子学院の閉鎖を決定 米国務省の厳格化措置で
米コロンビアのミズーリ大学は最近、孔子学院の閉鎖を決めた。米国国務省が同院教員の資格を厳格化したことが理由だという。
ミズーリ州政府国際プログラム暫定副代表であるメアリー・ステグマイアー(Mary Stegmaier)氏によると、米国国務省教育文化局が昨年7月に同大学宛ての書簡で今後、孔子学院には政府公認の教員を配置することを義務付けるとした。孔子学院の教員は、J-1交換訪問者ビザで来ており、「教師」ビザではなく「インターン」だった。
ステグマイヤー副代表によると、国務省は書簡で、孔子学院で「適切な(米国の)監督なしに、生徒たちに中国語を教える学生インターンがいることを懸念している」という。国務省の通知は、「中国語授業には、指導法を身につけた米国教員が必要」であり、「インターンが教えている内容や情報の質、言語スキルを評価できない」とした。
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