中国の子どもの顔認識情報、保護なく放置 ずさんなデータ管理

データ研究者は、中国の何千もの子どもの生体情報が保護対策なしにインターネット上に放置されていることを発見した。共産党政権は、学校で生徒への監視ネットワークを敷いているが、ずさんな管理実態を露呈した。

オランダの非営利団体でデータ分析組織GDI基金の研究員ビクター・ジュベール(Victor Gevers)氏は1月15日、データベースは顔識別情報、位置情報、電話番号や両親の名前など個人情報を多分に含むデータベース「Safe School Shield」が、誰でも自由にアクセスできる状態になっていると報告した。

中国では、個人情報は漏えい後、闇市場で販売されることが多い。情報管理の不備は、未成年者を危険にさらす可能性がある。

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