このほど医療専門誌に掲載された分析報告は、中国の臓器提供者数は不正統計に基づいていると指摘した(GettyImages)

「中国の臓器提供数に不正」国際医療誌掲載の報告書が指摘

11月14日に医療専門誌「BMC医療倫理(BMC Medical Ethics)」に掲載された報告によると、中国の自由意志に基づくドナーの数は操作されており、強制的な臓器収奪の新たな証拠であると指摘した。

報告はイスラエルの著名な心臓移植医ジェイコブ・ラビィ(Jacob Lavee)氏、豪州の統計学博士レイモンド・ヒンディ(Raymond Hinde)氏、調査ジャーナリストのマシュー・ロバートソン(Mathew Robertson )氏らが共同執筆した。

報告は、中国が急速に発展したと主張する「合法的な臓器提供プログラム」に疑問を投げかけた。数字は適切な統計が行われておらず、水増しされ、国際組織や一般市民を欺いているという。また、もっとも適切な説明としては「臓器収奪という国際的な疑惑を払しょくするための数字の改ざん」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
米上院は9月28日、「法輪功および強制臓器摘出の被害者保護法案」を全会一致で可決。同法案は米議会が推進する、法的拘束力を持つ制裁法案で、中共政府による法輪功学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器摘出を抑止し、処罰することを目的としている
国際移植学会の開催を機に、法学者の袁紅氷氏が中国の生体臓器摘出問題を告発。法輪功学習者や弱者を標的とした産業チェーンの実態や軍事費への資金流用を指摘し、国際社会へ継続的な真相究明を訴えている
『ヒューマン・ハーベスト』は中国における不透明な臓器移植ビジネスと「臓器収奪」の問題を追ったドキュメンタリー映画だ。法輪功学習者などの「良心の囚人」から、本人の同意を得ずに臓器を強制的に摘出している事実は中国で今も続いている
英国下院内で7月8日、中国共産党(中共)による良心の囚人からの強制臓器摘出に関する詳細な証拠を提示する議員向け説明会が開催され、専門家らが英国の法整備強化を訴えた