警察の催涙弾にダイオキシン類 香港市民や記者に健康被害
日常的に発射されている催涙弾が香港市民の健康を脅している。地元メディアによると、このほど、塩素ざ瘡(クロルアクネ)と診断された市民が出た。民間組織は、催涙ガスと関連していると疑っている。
香港の民間組織・公共衛生研究社は14日、催涙ガスの主成分と影響について声明を発表した。それによると、催涙ガスの主要成分であるジオキシンは、強い毒性のある化学物質ダイオキシン類。暴露量により生殖機能、甲状腺機能、免疫機能に影響を及ぼす。皮膚への暴露、食物、水、空気、その他の経路を通じて人体に侵入するという。
香港独立メディア・立場新聞の陳裕匡記者はSNSに、医師によりクロルアクネと診断されたと投稿した。医師は、「抗議の前線に出ている複数の記者に同じ症状がでている」と述べたという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。