香港中文大学で警察が催涙弾2356発 狙いは「国際ネットハブ」との分析も
11月12日夜、香港警察機動隊は香港名門の中文大学に侵入し、2356発の催涙弾とゴム弾を学生たちに向けて発射した。現地報道によると、少なくとも100人が負傷した。専門家は、警察の目的は大学生の逮捕ではなく、同大学本館にある香港インターネット・エクスチェンジ(Hong Kong Internet eXchange、以下 HKIX)を掌握するためであり、香港のインターネットを遮断する狙いがあると推測する。
香港の警察は12日午前7時から、中文大学のキャンパスに通じる2号橋で、抗議者たちと対峙した。午後3時頃、校内に侵入しようとする警察を阻止するため、学生たちは運動用具などでバリケードを設置した。警察はゴム弾と催涙弾を放ち、学生たちは火炎瓶やブロック片を道路に投げた。
香港メディア・丘品新聞によると、警察は少なくとも12日夜に2356発の催涙弾を発射した。学生たちに加勢するため、大勢の市民がキャンパスへ水や物資を運び入れた。また警察車両のキャンパス進入を阻止するために、市民は自家用車をキャンパスを囲むように駐車した。
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