11月4日、香港警察の記者会見で各報道機関の記者6人がヘルメットを着けて、警察の暴力と記者の拘束を抗議した(余鋼/大紀元)

香港の記者、警察の暴力に抗議 当局が記者会見を中止

香港現地時間4日午後、警察当局が開いた記者会見で、香港の記者6人が警察の暴力と報道関係者の逮捕に抗議したことで、当局は同日の会見を取りやめた。

記者会見で、香港メディア「明報」「立場新聞」「端傳媒」「am 730」と公共放送局「香港電台」など各社の記者6人は、ヘルメットを着用して記者会見に出席した。ヘルメットには「査警暴、止警謊(警察の暴力を調査せよ、警察の虚言を止めよ)」とのスローガンが書かれていた。

会見の司会を務めた香港警察公共関係科の高振邦・警司は記者らにヘルメットを外すよう要求したが、拒否された。その後、高警司は記者会見を中止すると発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。