香港警察が放水する青い液体 人体に有害な化学物質が含まれる=環境団体
国際的な環境団体は、香港警察の高圧放水車が放つ青い液体には有毒物質が含まれている可能性があると主張している。
容疑者引き渡しを可能にする条例改正案の反対に端を発する香港のデモ行進は4カ月続いており、収束する様子はない。香港警察は8月下旬から高圧放水車両を投入して、青い液体をデモ隊にかけている。放水は、デモの前線部隊からのブロック投げや火炎瓶に対抗するためだとしている。
国際環境保護団体、非政府組織(NGO)グリーンピース(GreenPeace)は25日、入手した青い液体のサンプルを分析した結果を発表した。それによると、青い液体には染料、接着剤のほか、催涙スプレーに使用されるペラルゴン酸(ノナン酸)バニリルアミド、クロロアセトフェノン、2クロロベンジリデンマロノニトリルといった、人体には有毒な化学物質が含まれていることがわかった。
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