WTO、米国の対EU報復関税を承認 航空機補助金巡る対立で

[ロンドン/ブリュッセル/ジュネーブ 2日 ロイター] – 航空機への補助金を巡る米国と欧州連合(EU)との対立を巡り、世界貿易機関(WTO)は2日、欧州航空機大手エアバス<AIR.PA>に対するEUの補助金は違法として、米国が75億ドル相当の欧州製品に輸入関税をかけることを承認した。

欧米はエアバスと米ボーイング<BA.N>に対する補助金について互いに不当と主張し、相互に関税措置を準備している。ロイターは先週、関係筋の話として、航空機補助金を巡り、WTOが米国にEUへの報復関税を認めたと報じていた。

WTOの3人の仲裁人から成る小委員会は、エアバスの超大型旅客機「A380」などに対する欧州政府の補助金により、米国は年間75億ドル相当の損害を被ったと指摘。米国側に75億ドル相当の欧州製品に対する関税を認めたが、金融サービスへの関税賦課は除外された。

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